2015年01月15日

独居老人の生活159(ヤンゴンの切腹)


日々、清く貧しく美しい生活を送る独居老人です。
今日は若干、そのジジイのイメージにそぐわない面も出て参ります。
それは男には付き合いというモノがありまして・・・・・・。

清く美しくない独居老人のエピソード、恥ずかしながらの内緒話です。 では、どうぞご覧ください!



チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐159(ヤンゴンの切腹)


   本日は、前にアップした当ブログ‐125(ヤンゴンの休日、
   ココをクリック)の続編です。



 我々は恥辱の世界に住んでいる。

我々は真実に存在するあらゆるものに恥をかかされる。
      
                            バーナード・ショウ

(意味)
私たちは、悪くも何ともない事にも、恥ずかしいと感じることが多々あります。
本当は、それほど恥と感じる必要はないのでしょう。



精力絶倫の友人2人と一緒にヤンゴンへ行った独居老人、 己の軟弱ぶりをホトホト実感、お二人の助平劇場を見るだけの毎日だった。

pict-200px-Kandawgyi_Lake,_Yangon.jpg
ヤンゴン市内、カンドージー湖。



ヤンゴンで4日経った頃、二人してジジイに言う。

Hさん(73歳)、
「薬をのまなきゃ出来ないなんて、それは思い込みよ」

Gくん(54歳)、
「そう言う先入観があるからダメなんです」

Hさん、
「ビールは1本だけにして、1回トライしてみたら?
 薬なしでも絶対できるはず、付き合いなよ!」


男の付き合いは大事である。
そう言う事で夕食後、タクシーに乗り、3人してヤンゴンの有名店
「J J」へ向かう。

店に到着したら開店時間前、それでも入店させてくれる。
フロアには大勢の従業員が集合、立ち並んで幹部の指示を聴いている。

そして業務開始、我々はビール(ジョッキで500円/杯)を注文。

間もなく数名の女性陣が現れて我々のテーブルを囲み、妖艶に微笑む。 これらの女性は店の従業員ではない。

Hさん(73)が直ぐに前回と同じ女性を選ぶ。
Gくん(54)は、好みの女性が見当たらず、今日はパスかなと呟く。


いよいよ決めねばならぬ独居老人。
フロアの中央、ディスコの曲で踊る1人に目を止める。

T‐シャツ、ジーンズ姿、完全に素人の感じ。
ジジイはこう言うタイプが好みで、テーブルに呼んで貰う。


彼女とは”お泊まりなし”で合意、Hさんの女性共々ホテルへ戻る。
ホテルに払う連れ込み料は10USドル/人。


ジジイの部屋に来た女性(Pちゃん)は23歳だと言う。
薄化粧の明るい女の子で感じがいい。


そのPちゃんはシャワーを浴びにトイレに入る。
間もなくして声がかかる。

「シャンプー使ってもいいですか?」  「OK」

”何だいこの子は、髪くらい家で洗っておけよ” がジジイの胸の内。



次にPちゃん、トイレのドアを開け、顔を出して言う。

「ヘアードライヤーありませんか?」

”ここはパーマ屋じゃねーぞ” と思うジジイ。


ジジイはチェンマイから持参したドライヤーを手渡す。
ガーガー、ドライヤーの音が聞こえる。

その音と共にジジイの士気が落ちて来る。



暫くしてPちゃん、またトイレから顔を出し今度は、

「ブラシ貸してくださいます?」

”ウエーッ、まだあんのかー” とジジイはうんざり。
その都度、丸裸・フリチンのままベッドから起き上がり、Pちゃんの要求物を渡しに行く。

ジジイは部屋の鏡の前のブラシを取って渡す。
勿論、ブラシはジジイがチェンマイから持参したモノ。



髪を整えたPちゃんはバスタオルを体に巻き、トイレから出て来た。
照明を落とし、Pちゃんがベッドに入って来る。

いよいよ戦闘開始。


薬はのんでいない、
ビールはかなり飲んでいる、
加えて戦意喪失に近い。



何をどうあがいてもジジイの股間はピクリともしない。

友人2人のアドバイスは単なる元気づけ。
真に受けた自分がバカだった。



独居老人、男として受けたヤンゴンの屈辱。
何とも情けない、居た堪らない。

「今日はダメみたい、帰っていいよ」

Pちゃんニッコリ笑って服を着始める。 「Thank you!」
お金を受け取って部屋を出て行った。



Pちゃんがジジイの部屋で過ごした時間は約30分。
”ヤンゴン娘はここへシャンプーしに来たのかー”

これがヤンゴンの夜の思い出である。
独居老人にとっては屈辱に堪え難いこと、今でも記憶に残る。

pict-220px-01-yangon-calles-d02.jpg
ヤンゴン市内、マーケット。

             * *


ジジイの部屋を出たPちゃん、そのまま店に戻ったのかと思いきや然(さ)に非ず。

翌朝、顔を合わせるやいなやHさんがジジイに言う。

「彼女は随分早く帰ったんだね」

「ええ、全くの戦闘不能、途中で帰らせました」


「いやーまいったよ、

 彼女、帰り際にオレの部屋のドアを開けたんだよ。

 鍵を掛けてなかったからね、モロに見られちゃったよ、

 ヤッてるところを・・・・・・・(笑い)」

                * *

ヤンゴンのPちゃん、シャンプーした上に他人のHまで見て帰ったのである。

逞しく頑張るミャンマーの女性たち、
比べて軟弱、日本男児の評価を落とした独居老人である。



「屈辱に生きるよりは、報復に死ぬがいい」
   アラブの諺



こんなみっともない屈辱に報復など出来ない。
再チャレンジの意欲さえなかった。



 チェンマイに戻り次第、潔(いさぎ)よく切腹し汚名返上する、
 そんな思いでヤンゴンを後にする。









切ると痛いので止めにした。


こりゃダメだ。

チェンマイって ホントいいですね! 





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:24| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする