2015年01月11日

独居老人の生活156(大便の独白)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐156(大便の独白)


 便所とは"うん" と "思考" をするところなり。

もし "神" に見離されたなら自らの手で "運" を掴むべし。
 
  
                                           トイレの落書きより



便所、はばかり、洗面所、化粧室、お手洗い、トイレ、

御不浄、雪隠(せっちん)、厠(かわや)、キジ撃ち、

Rest room、Bath room、Lavatory、Toilet、Wash room。


以上は大概の日本人に通じる便所を意味する言葉。
なぜこんなに多くの便所語があるのか、よく分からない。

女性などは頭におを付け、おトイレ、お便所と言ったりする。
でもお厠、お雪隠、おはばかりとは言わない、なんでかな?

            * *


独居老人、トイレでびっくり仰天した事がある。

今から36、7年前だったか、初めて中国を旅した時の事。

中国が一般旅行客の受け入れを開始した翌年、関西の織物業者に混ざり、成田から北京に飛んだ。

団長、書記長まで決め、総勢22、3名の団体ツアーだった。

北京市街を散策していた時、尿意を感じる。
道路近くの公衆便所に入って、ウエーッ!


大便所に囲いがなく、中国人2人がしゃがみ込んでウンコ中。
初めて見る光景にオタオタ、ギョギョギョの独居老人。


この後、北京 → 天津 → 南京 と旅したのだが、何処(いずこ)も同じ。
工場のトイレ、博物館のトイレ等、ホテル以外の便所には囲いがない。


いつもは旅先の暴飲暴食で下痢気味のジジイだが、カルチャーショックからか、この中国旅行だけは下痢が一度もなかった。


あっ、思い出した。
下痢症状はなかったが、念のため毎朝下痢止めの薬をのんでいた。
そう、下痢より出さない方がマシ。
他人に見られてウンコする恐怖の念が32、3歳のジジイにあったのだ。

            * *


海外に行くとトイレも様々。

アメリカ、フィリピンなどでは、大の方に囲いはあっても密閉タイプではない。
床から上30〜50cmが開(あ)いていたりする。

マニラのショッピングモール、胸部から上はオープンだった。
だから他人が近寄って上から覗けば、排泄中が見られてしまう。

             * *


外国人は、平気で大便所の床に所持品を置きウンコする。
それが床上の広い隙間?から見えるから、エー!と思う。

ジジイにはそれが出来ない。
トイレの床は不潔と思い込んでいるから。



びっくり仰天したのは、米国の空港内トイレでの光景。
ジジイがトイレで手を洗っていたら、一人のビジネスマン(白人)が入って来た。

その男は手にしていたトレンチコートをバサーっと床に落とし、小便をし始めるではないか。

白人は衛生観念に乏しい、この時強く感じた。

            * *


チェンマイに来た当初、トイレで気付かなかった事がある。

例えば市営競技場の西側公衆トイレ。
ジジイは個室(大便用)に入って小便していた。

小の便器がなかったからである。
ところがその大便用の裏に小便用が設置されていた。

この事に気付くまでかなり期間を要した。

            * *


ここのトイレ、どうという事ない。

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しかし近寄った見て驚いた。

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浴室があるではないか。

一風呂浴びたいと思い、近くにいた掃除婦に訊いたら、使用不可と言う。 ドアには鍵が掛かっていた。



この浴室は、こんなお洒落な場所にある。
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北タイ情報紙「Chao」の地図(E‐4)
タマリンドホテル前のスクエア。

             *


ランプーン街道沿い、89スクエアー奥にあるトイレも同じ。
場所は北タイ情報紙「Chao」の地図(D‐7の先)

もう分かっているので、迷わずに裏の小便用に行く。

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これが便所か、と思ってしまう。

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大根でもを洗ってくれ、の炊事場に見えた。

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ジジイはこれにオシッコして帰った。


          * *


チェンマイで初めて下のようなトイレを見た時、えー?と思った。
使用後はポリバケツにある水で流す、これは直ぐ理解した。

このトイレはチェンマイ市内、和食レストランのモノ。
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ところが小便後、柄杓(ひしゃく)で水を掬って便器に入れても、小便の泡は残ってしまう。

小便が流れ出ていない証拠である。
1回だけ水をかけてもダメなのかも?

しかし2度3度とやった事がないので分からない。
大便は一度も経験していないので、この便器からウンコが流れて消えるかは不明。

ご経験ある方はご存知の事と思うが・・・・・・・・。

            * *


これはある餃子屋のトイレ。
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狭くて、流す方(落とし穴)に尻を向けて座ると壁にぶつかるのでは? と心配になる。

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ジジイは小便しただけなので分からないが・・・。

            * *


トイレに関し、チェンマイ居住者として興味あるのが下水施設。

ホテル、アパート、モールなどには快適な水洗便所が設置されている。
チェンマイ郊外の家屋、ムーバーンのトイレも水洗。

これらの汚物がどう流れて行き、何処で浄化処理されているのか?
我が腹から生み出た可愛いウンコの行方を知りたい。

一度チェンマイの「下水・屎尿処理場」を見学してみたいのだが・・・・・・。
そもそもそんなプラント、あるのかな?

              * *


昨日(2015年1月10日)のサンケイに興味引くニュースがあった。

ビル・ゲイツ氏(59)が、人の排泄(はいせつ)物(糞(ふん))から飲料水や電力を生み出す廃棄物処理装置の普及に乗り出した。

今年後半には世界最貧国のひとつである西アフリカのセネガルで試験運転を始めるという。

途上国で環境・衛生面で深刻な問題となっている排泄物の処理と、不足している安全な飲料水の確保を一挙に解決する夢の装置として大きな期待を集めている。

10万人の排泄物から8万6000リットルの水と250キロワットの電力を生み出すことができる。

ゲイツ氏は自らのブログに、排泄物から作られた水をおいしそうに飲み干し、こうコメントする映像を公開。

ブログに、「ベルトコンベヤーに乗った排泄物の山が巨大な瓶に落ちていくのが見えた。
それらは機械の中を通り加熱処理され、数分後、私は1杯のおいしい水を味わった」とつづった。 

詳細をお読みになりたい方は下をクリック。
http://www.sankei.com/world/news/150110/wor1501100021-n1.html



もしこんな装置が普及したら、インフラの遅れた途上国にとっては神の恵みとなろう。



   糞だウンコと  馬鹿にされ

   臭いモノだと  蓋された

   そんな苦節に  後光差す

   明日は堂々   恵むウン  
     大便の独白


となっても独居老人、大便の事には気掛かりがある。

ボケて、あるいは寝たきりになって、

下(しも)の不始末をやらかすようになる、
自力で始末が出来なくなる、

こんな状態は絶対に避けたいのだ。

オムツするなんて真っ平御免。
他人の手を煩わせる事は死んでも嫌だ。




天の声が聞こえた。

「間もなくだよ、君はそうなるんだよ、嫌でもね」



よくよく考えても、己に出来る事は限られている。



ピンコロ、元気でコロっとで死ぬ。

おっ、 これだ!











腹上死、これしかない!


こりゃダメだ。


オッと、これを忘れちゃボケジジイと言われるわ。
タイ語でトイレは、ホンナーム(hong naam)と言います。

ジジイはこのこのタイ語を、
キトゥン(恋しく思う、想い慕う)、
ポムラックン(私は君を愛してます)の次、3番目に覚えました。

チェンマイって ホントいいですね! 





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 00:30| Comment(2) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする