チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐132(市場の女)
目は口ほどにものを言う
昨日の当ブログ‐131「お引越し」は如何にも下品。
本日は品良く爽やかに朝市をご紹介。
チェンマイ市内で金曜朝市が開かれている。
毎週金曜日、早朝から賑わいを見せる。
これまでに独居老人がこの朝市で買った品は次のようなモノ。
豆腐、蒟蒻、漬物、大根、インゲン、玉ネギ、甘栗、果物等々。
場所はKalae Bazaarの北、チェンマイ・モスクの南側。
北タイ情報紙「Chao」の地図(G‐5)
モスク側から市場に入って行く。
先ず目に入ったのが衣類品の店。
ここは女性用下着。
アクセサリー。
何を売ってんだろう。
ポークの店。
どこか豚の顔が恨めしそうに見える。
野菜。
ここは人だかりの人気、売り物はスープ。 具は何かなあ。
これは卵豆腐だと思う。
ジジイにはこれの名前が分かりません。
魚です。
これはソーセージ。
ムスリムの人の焼くクレープですよね。
玩具も売ってます。
ミカン売り場。
ミカン売りのオバさん。 お綺麗な方です。
ここでジジイはミカンを1kg(40バーツ/kg)購入。
簡単に皮が剥けるので食べやすい。味もまあまあ、掘り出し物。
ジジイは海外に出ると、その街のマーケットを大概覗く。
市場にはその街、その国の顔がある。
台所事情が理解できるし、価格を知れば物価レベルが分かる。
売り子の女性を見てその街の美人度を測る。
この点では、チェンマイは上位に入ると思う。
ジジイがこの金曜朝市に来た切っ掛けは、友人から「可愛い売り子がいるよ」と教わった事から。
市場訪問にはこういった不純な動機もあるのだ。
* *
4、5年ほど前、チェンマイ定住8年の友人から、
「ムアンマイ市場に行こう」と誘われた。
友人が贔屓する店のオヤジ(タイ人)から頼まれたそうな。
「市場に独身の売り子がいるんだが、適当な日本人がいないか?」
そこで友人は、寂しい独居老人にこの話を持ってきた。
ジジイにとってありがたいお話。
売り子の女性は26歳で子持ちだと言う。
友人に連れられて朝方ムアンマイ市場に到着。
お目当ての女性は路上に野菜を並べて売っていた。
友人とジジイは、野菜の前に置いてあった木製の小さな椅子に腰掛ける。
タイ語が達者な友人が女性に色々話しかけた。
その女性も我々が来た目的を知っていたらしく、笑顔で応じる。
友人が、 「どう? オレはいい女だと思うよ」
「まあ顔立ちもいいし、磨けばもっと綺麗になりますね」
そんな時か、女性の脇に座っていた5歳位の坊やと目が合う。
独居老人、どう言う訳か高揚した気持ちが引いてしまった。
坊やの目が、
「ボクもひとつよろしくね」
と言ってるように思えた。
100%を求めたらカノ女などできやしない。
100%を求めたら結婚などできやしない。
分かっていても難しい。
しかし現在の独居老人は妥協点を大幅に下げている。
年齢は35迄に、顔はタマダー(普通)よりチョイ上でOK。
子持ちも可、あとは気立てのいい女で・・・・・・、
痩せぎすでなく、太り過ぎのデブでもなく、
もう一つ、カネ、カネって言わなきゃあそれで十分。
こりゃダメだ。
チェンマイって ホントいいですね!