昨日の「洋画ベストテン」から引き続きお届けします。
実はランクインさせたい作品があったのですが、既に当ブログで取り上げた下記の映画は除外致しました。
独居老人の食卓‐29(女の官能性を求めよ)ココをクリック。
同 ‐14(ロマンティックな食事)ココをクリック。
ここに登場する3作品もジジイの大好きな映画で、とくにイングリッド・バーグマンは洋画・邦画を通じてジジイの最も好きな女優です。
さあ今日も前回同様 ”老人と若き女性” の恋愛がテーマです。
オードリー・ヘプバーン「真昼の情事」のストリーは映画だけではありません。
小説にも現実にも・・・・・・、さてどうなりますか。
チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐122(かばん)
人生は近くで見ると悲劇だが、 遠くから見れば喜劇である。
チャップリン・ Chaplin(1889年〜1977年)
「センセイの鞄」
芥川賞作家の川上弘美の恋愛小説である。
第37回2001年度谷崎潤一郎賞受賞作品。
『太陽』(平凡社)に1999年から連載、文春文庫版、新潮文庫版も刊行されている15万部超のベストセラー。

ストリーだが、主人公・ツキコさん(37歳・独身OL)は行きつけの居酒屋で、30歳離れた高校の恩師(国語)のセンセイに再会する。
センセイの「ツキコさん、デートをいたしましょう」の一言から2人の恋愛が始まる。
そしてSEXに至るまでを、淡々とほのぼのとした筆致で描く。
独居老人がこの本を読んだのは58、9の頃だったか。
ジジイは先生でなかったが、30代の女性と恋愛できたらホント幸せだろうに、の思いがした。
センセイはツキコさんより30年上となると67歳、よくぞヤレたものと感心する。
小説には、「センセイは、バイアグラをいつもより多めに2粒のんで徐(おもむろ)に・・・・・」の表現はない。
いやはやこのセンセイは精力絶倫爺さん、この世の先生は皆スケベと言われるはずだ。
* *
爺さんと若い女性のLove Story、映画や小説だけの架空の話かと思いきやそうでもない。
チェンマイに住めば現実の話となる。
多くの日本人爺さんが、実際に若いタイ人女性と映画・小説の世界を楽しんでいる。
例えばチェンマイに住む一人の元センセイがいらっしゃる。
この爺さんの恋人は若いタイ人美女、長年にわたるお二人の関係はまるで恋愛小説。
チェンマイ版「センセイの鞄」そのものである。
ところでその鞄には何が入っているの?
それはココをクリック。
独居老人はセンセイでもなし、鞄もなし。
依然妄想段階にあり、これが口惜しい情けない。
やはりこれしかないか、 鞄=カネ。
こりゃダメだ。
チェンマイって ホントいいですね!
(追記)
本文で小説が出ましたので、最近読み終えた2冊をご紹介します。
ともに百田尚樹のベストセラー作品。
先ずは「影法師」: 講談社文庫

百田尚樹の時代劇小説。
昨日アップした映画のラストシーン同様、こちらもラストで泣かせてくれます。
「永遠の0ゼロ」: 講談社文庫

神風特攻隊員だった祖父の生涯を追う孫。
これもラストで泣かせます。
尚、2冊とも泣かせるパターンは同じ、友人の為に己の身を犠牲にする。 ラストでこの謎が解き明かされて → 涙です。
アレッ ラストを言っちゃダメか。 もう一度言います、
チェンマイって ホントいいですね!