チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐113(想い出の映画)
人生に必要なものは、
勇気と想像力。
それと、ほんの少しのお金です。 チャップリン(1889年〜 1977年)
映画にはその時の想い出がいっぱい詰まっている。
音楽はその時の愛の歓びを甦らせる。
独居老人(1945年〜まだ何とか生きている)
と言う事で、本日は独居老人の独断と偏見で選ぶ
「洋画ベストテン」です。
貴方はどんな映画に想い出がありますか?
ではご一緒に見て参りましょー。
先ず第10位から。
「太陽の下の18歳」
主演カトリーヌスパーク。 1963年に公開されたイタリア映画。
この時独居老人も18歳。
銭湯に貼ってあった宣伝用ポスターを貰い受け、自宅の部屋に貼り、ポスターのカトリーヌスパークと生活した。
ストリーはビーチでナンパするどうでもいい様な映画だが、ジジイはこの女優のファンなのでランクイン。
カトリーヌスパーク、ご存知ですか?

音楽が何とエンニオ・モリコーネ、昔からの活躍、長いなあ。
ではジミー・フォンタナの映画挿入歌をお聴きください。
懐かしのポップス♫、この映画シーンも出て来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=ti3ZYS5EmOQ
同様の映画には、ハリウッド作品「ボーイハント」がある。
ジジイはこんなナンパ映画を観て、いつか自分もと・・・・。
デートした事もなかったので、女の子への憧れがあったのだ。
これは11位と言う事で(何位だっていいんだけど)。
ヒロインの女優、ドロレス・ハートがピチピチしていた。
コニー・フランシスも出演、
彼女の泣き節、主題歌「Where The Boys Are」も大ヒット。
ついでにこれもどうぞ(2分36秒)。
☟
https://www.youtube.com/watch?v=iDcvmrHV9Jc
第9位
「インディ・ジョーンズ シリーズ」
ご存知ハリソン・フォード(1942年生まれ)主演。
初回作品は「レイダース/失われたアーク・聖櫃」(1981年公開)

スティーヴン・スピルバーグのアクション作品はハラハラドキドキ、
巨大鮫の「ジョーズ」、 恐竜「ジュラシックパーク」も面白い。
こちらは熱々の写真。
ハリソン・フォード (68才頃)とキャリスタ・フロックハート(46才頃)

二人は2010年6月、ニューメキシコ州サンタフェで挙式。
ハリソン・フォードにとって3度目の結婚。
前妻への慰謝料は莫大な金、そこまでしてキャリスタが欲しかったのかねー。
彼女は、弁護士TVドラマ「アリーmyラブ」で大ヒットしたスター。
まあチェンマイにも、若い女に入れ揚げる爺さんは大勢いるが。
それではインディ・ジョーンズのテーマ曲をどうぞ。
映画の冒頭シーンが浮かんで来ますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=mL-rpbdyHKE
第8位
「第三の男」
1949年製作のイギリス映画。キャロル・リード監督作品。
第二次世界大戦直後のウィーンが舞台。
主演はジョセフ・コットン、オーソン・ウエルズ、そしてヒロインの
アリダ・ヴァリ。 この女優は何とも言えない魅力があった。
オーソン・ウエルズの「市民ケーン」はこれまた名作。
今から30年ほど前にジジイがウイーンを訪れた時、ロケに使われた2ヶ所に行ってみた。
遊園地で大観覧車に乗ってみる。(一人旅はこういう時寂しい)

路面電車に乗り墓地まで行き、映画のシーン通りに墓地を歩く。 映画を旅している気持ちになる。
ヒロインは自分に想いを寄せる男を無視して去って行く。
この別れのラストシーンは印象的。

ではツィター奏者アントン・カラスの第三の男です。
映画音楽としても大ヒット。
https://www.youtube.com/watch?v=HC1R3bnWyTE
第7位
「めぐり逢えたら」(Sleepless in Seattle)
1993年製作のアメリカ映画。 監督はノーラ・エフロン。
舞台はニューヨークとシアトル。
トム・ハンクス、 メグ・ライアンの共演。

ジジイはメグ・ライアンの大々ファン。
これが第7位の理由。 しかし映画の出来もいい。

彼女の作品は殆んど観ているが、これが一番好き。
17年前にシアトルを旅した時、遊覧船に乗って観光。
船内放送から、「あれが映画で使われた家屋です」の案内あり。
眺めると、トム・ハンクスと坊やの自宅ではないか。
そのまま残されて、観光名所として使われている。
驚きと感激、これを分かち合う女がいない、一人旅の侘しさ。
この映画には多くの歌が効果的に挿入されている。
アカデミー歌曲賞にノミネートされた「A Wink And A Smile」も
その一つ。 映画のシーンが出てきますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=Cy_qlYjAh8o
ジジイはこっちの歌の方が好きで、直ぐにCDを購入した。
では映画挿入歌、お薦めです。
「Stand By Your Man」 歌:tammy wynette。
https://www.youtube.com/watch?v=DwBirf4BWew
第6位
「シンドラーのリスト」
スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年のアメリカ映画。
ナチスドイツによるユダヤ人のホロコースト(絶滅収容所)送りを阻止し、その命を救った実話を描いた作品。
主人公のシンドラーを演じたのがリーアム・ニーソン。

第6位は好きな女優で選んだのではない。
ジジイはナチスもの映画のファンでもある。
ではこの映画を懐かしんでください(2分20秒)
https://www.youtube.com/watch?v=puV5x4Z_DDU
第5位から1位までの発表は次回に。
皆さんの馴染みのない映画がランクインかも。
* *
独居老人、デートで映画を観に行ったのは過去1回のみ。
二十の時、恋人が招待券を入手、誘われて一緒に行く。
ランチでビールを飲んだ後の映画鑑賞とあって熟睡してしまう。
映画終了後、彼女から「あなた、寝てたわね!」とチクリ。
お詫びの心から直ぐ連れ込み旅館に行き、今度は2人一緒に寝た。
この時の彼女、今68歳、手をつなぐ気にもなれない。
観た映画が何だったか、全く記憶にない。
頭はヤルことでいっぱいだったのだろう。
若き日のよき想い出。 懐かしさが甦る。
チェンマイで、老いた日のよき想い出を作りたい。
想い出かー。
懐かしむ前に死んどるわ、
こりゃダメだ。
チェンマイって ホントいいですね!