前回の108作に続きどうでもいいニュースです。
当ブログ#77 (良いと負け) でお伝えした道路の凹凸、
最後に残る1ヶ所で補修完了を確認致しました。
場所はチェンマイ市営競技場正門から東へ200mほど行った先の凹み。 北タイ情報紙「Chao」の地図(G‐3)
Before


After

これでスチール製の蓋による凹み箇所を除いては、全部補修完了。
かなり長期間放置されていた道路の凸凹、当ブログの影響は皆無と分かっていても嬉しいものです。
チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐109(スーダラ余生)
この盃を受けてくれ
どうぞなみなみ注がせておくれ
花に嵐の例えもあるぞ
さよならだけが人生だ 唐詩選 井伏鱒二訳
今この酒を飲み干して、今を楽しく生きよう、
すぐに別れは来るけれど、今はこの出会い、時間を大切にしよう。
さよならだけが人生だから。
恥ずかしながら独居老人は大の酒好きである。
取り敢えずビールから始まり、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーと何でもござれ。
しかし紹興酒やマッカリなどは飲まなくなった。
反日の国の製品は口にしたくないから。
とにかく365日昼と夜、飲まない日は滅多にない。
それでもある一時期、酒量を気にしながら飲んでいた事がある。
40代後半であったろうか、健康診断でC型肝炎と判明、要注意観察の通告を受けたから。
GTPなどの肝機能数値は基準値を超えていたが、治療する程のレベルになく、酒を絶つことはなかった。
普通に仕事も出来たわけである。
62歳になって直ぐ、医者から勧められてインターフェロンでの治療を開始。
医師が言うには、
「C型肝炎ウイルスがあると、慢性肝炎 → 肝硬変 → 肝臓癌へと進行します」
「治療は通院で週1回の皮下注射と薬の服用。
副作用は現在軽くなっています」
「治療期間は48週(約1年間)、100%の保証は出来ませんが治療した方が良いと思います」
医師のとんでもない甘言、この副作用が途轍もなくきつかった。
途中で治療を止めようかと何度考えた事か。
1ヶ月後の検査でウイルスは消えていたが、再現の可能性があるので治療継続。
半年後、医師から治療終了宣言あり。
ウイルスを完全に退治したのである。
治療期間1年の見込みが半減、二重の喜び。
この半年の治療中にも、最初のインターフェロン注射後の3日間を除き、毎日ビールとワインを飲んでいた。
その飲まずの3日間は苦痛でベッドの上でぐったり、飲む気さえ起きなかった。
3日経過後、今度は飲まねば副作用(悪心)から飯が喉を通らない。
「アルコール性肝炎ではないので、適量なら酒は飲んでも構いません」
この医師の一言はジジイにとって神の託宣、毎日安心して飲む。
治療終了の日、主治医曰く。
「これで安心して酒量が増えると、今度はアルコール性肝炎に
なります。 お酒なら1日1合、 ビールなら大瓶1本に抑え、
健康的に飲んでください」
こんな”闘病記” ならば、このブログ10回分のネタになるの
だが・・・。 暗くなるから止めておこう。
* *
この日の夕食は爺さん3人が友人Dさん(72歳)宅に集合、
賑やかな宴を楽しむ。
Dさんの奥さん(46)はかってレストランを経営、その料理の
腕前はプロ級。
それに加え、その昔選挙に立候補した事もある才女。
下はその時のポスター写真。

ワイワイガヤガヤ舌鼓を打つ。
先ず海老のスープ。

トムヤンクン。

海老のサラダ。

野菜炒め。

フルーツのデザート。

* *
独居老人、完治して以来酒量が以前の2倍に増えた。
そしてチェンマイでの独居生活が始まり、寂しさが加わって
酒量は更に増える。
節酒の目標ならある。
ビール大瓶なら、昼に1本、夜2本で計3本/日。
独居老人は自律性欠如なのか、これが中々厳守できない。
酒を飲み語り合う時間は生きる喜びでもある。
飲み干して今を楽しくやろう、こんな感じで愉快に美味しく飲む。
しかし飲み過ぎで身体を害し、この世とオサラバではちと早過ぎる。
健康管理は先ず節酒から、1日ビール1本がベスト、と
”分っちゃいるけど やめられねぇ”。
お暇なら「スーダラ節」植木等、 youtubeでどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=cbgu0ehCRnY
どっちみち残すところ数年の寿命、元気なうちに飲みたいだけ
飲み、食いたいモノを食べよう。
この「スーダラ節」余生、これが至福の時なのだ。
「サヨナラだけが人生だ」
チョト待てよ。
”人生サヨナラ” の前に、トキメク女性に巡り逢いたい。
そのためには、健康、健康維持が不可欠。
節酒という艱難辛苦にも耐えねばならぬ。
生きるべきか、死すべきか、それが問題だ
「ハムレット」より シェークスピア
女にすべきか、飲むべきか、それが問題だ
「華麗なる生活」より 独居老人
両方取りたいです。
こりゃダメだー。
チェンマイって ホントいいですね!
(追記)
ジジイには娘と息子が居るが、2人とも全くの下戸。
これは母親から、「酒飲みは陸(ろく)なモンじゃない」と教育を受けた結果であろう。 以上