2014年11月30日

独居老人の生活123(病気予防)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐123(病気予防)


   予防は治療に勝る 
          エラスムス(オランダの文学者・ 神学者)


 

独居老人は前夜から残るアルコールを燃焼すべく、ほぼ毎朝散歩に出る。
時折りチェンマイ市営競技場にも行き、凹凸のない外周やトラックを歩く。

ジジイの友人Kさん(69歳)は毎朝この競技場で汗を流す。
勿論目的は病気予防、健康維持のためである。

ある日、いつもは歩いているKさんがジョギングしているではないか。 訊くと「最近体が重く感じてね・・・」の答え。

その後もKさんはいつも一人で黙々と走っていた。
10年来のウオーキングが何故ジョギング? と不思議だった。


つい先日もKさんが懸命に走っている姿を目にした。
しかしその日は一人ではない、20代のタイ人女性と一緒に走っている。

若い女性の走るスピードはかなりなモノ、それを69歳のKさんは全力疾走で彼女にピッタリ付いて走る。


独居老人、ここでピンと来た。
Kさんが数日前から頑張る一人ジョギングは、この日の為の鍛錬だったのだ。 目的はナンパ。



走り終えたKさん曰く。

「大変よ。でも走らなきゃあ口説けないしね・・・・・・。
一緒に頑張って走る、ここから運命共同体って感覚が出てね、
2人の運命的”合体” に進むのよ」

御年69のKさん、あれだけ無茶して走っていれば女の子と”合体” なる前に、”合掌” チーンになるであろう事確実。



そのKさんが1ヶ月ほど前にタチレク(ミャンマー =メーサイとの国境)を旅した。

下戸で趣味は女だけと言うドスケベのKさん、当然の事ながら毎晩置屋に出向く。 若くて純朴な女が多いらしい。


馴染みの女と一夜を明かした後、その女が言ったそうな。

「あたし、B型肝炎にかかってるの」

「事が終わってから言われてもなあ」
とKさんは思ったが、チェンマイに戻っても放っておいた。



しかし数日経って体にだるさを感じたKさん、心配になり病院へ行き検査を受ける。

B型肝炎、結果セーフ。

Kさんがいみじくも言う。

「あんだけ走ってた訳だから、疲れて体もだるく感じたんだね」


思う念力岩をも通す

爺さんの体をはったナンパは楽じゃない。

            * *


この日バイクで走って向かった先は和食屋「鳥福」。
ジジイ一人、ナンパなしのランチ。

場所は、スーパーハイウエイの「Grand view Hotel」の前。
北タイ情報紙「Chao」の地図(E‐1)

店の看板
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入口
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店内。 最近開店したばかりで新しい設備。
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先ずは枝豆45バーツ。 量が多すぎて半分持ち帰る。
Beer Chang大瓶75バーツ。

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トンカツセット85バーツ。
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日本語を話す若い店主。
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               * *

バンコックに居る知り合いの女の子(と言っても30半ば? の日本人)M嬢からLINEが入った。

「今日A型肝炎の予防接種に行く」と書いてある。

その日の夕方に届いたLINEでは、「行ってみて黄熱病の予防接種を受けて、その後A型肝炎を・・・・」に変えた由。

チェンマイ在住の日本人で、黄熱病の予防接種を受けたって人、ジジイは聞いた事がない。 
加えて彼女はあと10日もすれば日本に帰る予定。


A型肝炎ならともかく、何の為の黄熱病接種なのか見当もつかぬ。
タイでやると日本の半値以下、予防接種代は何を受けても安いらしいが・・・・・。


考えられる理由は次の4点。

(1)野口英世に縁(ゆかり)があるM嬢。 
    記念の接種。

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(2)予防接種マニアのM嬢。

そうなるとこの後更に、破傷風、コレラ、チフス、麻疹、おたふく、水疱瘡、インフルエンザ、子宮頸がん、天然ボケ痘などの予防接種を受けて帰国するのであろう。

まさに歩く予防接種オンナの日本生活。



(3)注射針で刺す時のチクリの痛みに快感を覚えるマゾのM嬢。

これだけ接種すればチクリチクリ、チクチク快感の連続、悶えも高まって満足か。



(4)強い副作用で苦痛に耐える己の姿を鏡に映し、一人快感に浸るマゾのM嬢。

彼女にはマゾの気があるのかも・・・・・・。


因みに独居老人、海外旅行の為に受けた予防接種は破傷風のみ。
32年前の37歳、インドを旅した時に東京でやったモノ。
その後14、5年前に2度インドを訪れたが何もせず。

ジジイが旅したチョッとヤバそうな国、パキスタン、スリランカ、モロッコ等でも、予防接種など一切考えなかった。 
結果、それでも罹患なし、運が良いのかな。

だからM嬢の予防接種好きが不思議でならないのだ。



ジジイがからかって
「ボケの予防接種を受けたいが、やってる病院ある?」

と送信したら、M嬢からの返信は泣かせるモノであった。



「いやいや、そんなの必要ないですよ〜」

その裏を読めば分かる。









「爺さん、あなたはとっくにボケている、予防の必要なし!」



年取ると僻みっぽくなるなあ。

 老いて再び稚児になる



こりゃダメだ。

チェンマイって ホントいいですね!



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:25| Comment(4) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月29日

独居老人の生活122(カバン)


昨日の「洋画ベストテン」から引き続きお届けします。

実はランクインさせたい作品があったのですが、既に当ブログで取り上げた下記の映画は除外致しました。 

独居老人の食卓‐29(女の官能性を求めよ)ココをクリック。
    同     ‐14(ロマンティックな食事)ココをクリック。

ここに登場する3作品もジジイの大好きな映画で、とくにイングリッド・バーグマンは洋画・邦画を通じてジジイの最も好きな女優です。



さあ今日も前回同様 ”老人と若き女性” の恋愛がテーマです。

オードリー・ヘプバーン「真昼の情事」のストリーは映画だけではありません。
小説にも現実にも・・・・・・、さてどうなりますか。





チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐122(かばん)


人生は近くで見ると悲劇だが、 遠くから見れば喜劇である。 

    
                    チャップリン・ Chaplin(1889年〜1977年)


 「センセイの鞄」

芥川賞作家の川上弘美の恋愛小説である。
第37回2001年度谷崎潤一郎賞受賞作品。

『太陽』(平凡社)に1999年から連載、文春文庫版、新潮文庫版も刊行されている15万部超のベストセラー。

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ストリーだが、主人公・ツキコさん(37歳・独身OL)は行きつけの居酒屋で、30歳離れた高校の恩師(国語)のセンセイに再会する。

センセイの「ツキコさん、デートをいたしましょう」の一言から2人の恋愛が始まる。

そしてSEXに至るまでを、淡々とほのぼのとした筆致で描く。


独居老人がこの本を読んだのは58、9の頃だったか。
ジジイは先生でなかったが、30代の女性と恋愛できたらホント幸せだろうに、の思いがした。



センセイはツキコさんより30年上となると67歳、よくぞヤレたものと感心する。
小説には、「センセイは、バイアグラをいつもより多めに2粒のんで徐(おもむろ)に・・・・・」の表現はない。

いやはやこのセンセイは精力絶倫爺さん、この世の先生は皆スケベと言われるはずだ。

               * *

爺さんと若い女性のLove Story、映画や小説だけの架空の話かと思いきやそうでもない。

チェンマイに住めば現実の話となる。
多くの日本人爺さんが、実際に若いタイ人女性と映画・小説の世界を楽しんでいる。

例えばチェンマイに住む一人の元センセイがいらっしゃる。
この爺さんの恋人は若いタイ人美女、長年にわたるお二人の関係はまるで恋愛小説。
チェンマイ版「センセイの鞄」そのものである。


ところでその鞄には何が入っているの?

それはココをクリック。




独居老人はセンセイでもなし、鞄もなし。
依然妄想段階にあり、これが口惜しい情けない。








やはりこれしかないか、 鞄=カネ


こりゃダメだ。

チェンマイって ホントいいですね!

(追記)
本文で小説が出ましたので、最近読み終えた2冊をご紹介します。
ともに百田尚樹のベストセラー作品。

先ずは「影法師」: 講談社文庫
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百田尚樹の時代劇小説。
昨日アップした映画のラストシーン同様、こちらもラストで泣かせてくれます。



「永遠の0ゼロ」: 講談社文庫
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神風特攻隊員だった祖父の生涯を追う孫。
これもラストで泣かせます。

尚、2冊とも泣かせるパターンは同じ、友人の為に己の身を犠牲にする。 ラストでこの謎が解き明かされて → 涙です。


アレッ ラストを言っちゃダメか。 もう一度言います、

チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 07:48| Comment(6) | 愛を求めて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月28日

独居老人の生活121(ラストシーン)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐121(ラストシーン)


  男と交際しない女は次第に色褪せる。

  女と交際しない男は次第に阿呆になる。
    
                         アントン・チェーホフ(ロシアの作家)



本日は独居老人の独断と偏見で選ぶ「洋画ベストテン」の最終回です。
映画は、観た時のその人の年齢、境遇などで印象が変わるのではないでしょうか。


それでは第一位。 

と言ってもオードリー・ヘプバーン主演の2作品あり。


「ローマの休日」 

これはジジイの若い頃〜30代までの1位。

1954年公開のアメリカ映画。 監督はウイリアム・ワイラー。
王女と新聞記者との切ない1日の恋を描いている。


オードリー・ヘプバーン (1929年〜1993年)と
グレゴリー・ペック(1916年〜2003年)の共演。

とにかく若きオードリー・ヘプバーンが美しい。
ジジイは完全に彼女の虜。

王女。 オードリーの持つ気品が王女にぴったり。
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口の悪い人に言わせれば、これはローマ観光宣伝映画。
ふんだんに観光地がロケに使われている。

トレヴィの泉、真実の口、コロッセオ、パンテオン等々。


勿論スペイン広場も。
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ジジイがローマを訪れたのは40か41歳の頃。
スペイン広場に立って感慨無量、しかしその前の通りにはブランド品ショップが並び、若干興醒めした。

その時、映画ロケの場所はかなり回ったと思うが、トレヴィの泉はどうでもいい所だった。 
それより近くにいた騎馬ポリスが印象に残っている。



これは真実の口でのシーン。
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彼女と一緒ならともかく、ジジイ一人が口に手を突っ込んでも・・・。
一人旅はこう言う時寂しい。興味なくここへは行かなかった。




王女が床屋で髪を切っちゃた時のシーン。
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下はEnding Scene。
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王女との最後の会見後、グレゴリー・ペックは一人ゆっくり歩いて宮殿を去る。 泣かずにはいられない別れのラストシーン

ジジイも涙がポトポト・・・・・・。


それでは「ローマの休日」のダイジェスト版(6分50秒)、
懐かしい映像をお楽しみください。

勿論ラストシーンも出てきますよ。下をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=fM9634oLr2I

                * *


これに匹敵するラストシーン、涙溢れる映画が日本にある。






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「幸福の黄色いハンカチ」(高倉健 出演)。

舞台は夕張、刑務所を出所した高倉健が昔の自宅に帰る訳だが、妻の倍賞千恵子が待っていてくれるのか?

”もし歓迎なら黄色いハンカチを家に掲げておいてくれ” と出所前に手紙を出す。


山田洋次監督、得意の泣かせパターン。
ストリーを知っていても、こう言う映画は何度観ても泣いてしまう。

スーパーレジ係りで妻役の倍賞千恵子がいい。
三田佳子では美人過ぎる、泉ピン子では醜女過ぎて感動ゼロ、泣かせられない。


ではこの映画のラストシーンをYoutube(約6分)で、
先日亡くなった高倉 健を追悼して、どうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=bN_zRl94bsg




さあ、泣いた所で今度は独居老人40代からの第一位。


「昼下りの情事」(Love in the Afternoon)

日本語訳のタイトルは戴けない。 情事はないだろう。
1957年公開で監督はビリー・ワイルダー。 

オードリー・ヘップバーン(1929年〜1993年)と
ゲイリー・クーパー(1901年〜1961年)の共演。


オードリー28歳の時の映画。 
探偵社の娘とプレーボーイの老年実業家との恋。

オードリーが、自分も負けじと男性経験豊富な振る舞いをするところが愛らしい。

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独居老人、何がいいと言ってもこの映画のストリー。

主演の二人が演じるは爺さんと若い娘の恋愛模様。
この映画を1位にした理由がここにある。

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ピクニックのデートで二人がボートに乗る場面がある。
その時クラシックの楽団もボートに同乗、「魅惑のワルツ」を奏でてカップルを盛り上げる。

ラストシーンと共に印象に残る場面である。

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ジジイもチェンマイのピン川にボートを浮かべ、楽団を呼んで演奏させたいが、一緒に乗る相手がいないのでは話にならない。



ジジイは50を過ぎた頃にビデオで再鑑賞したのだが、この時自分もこんな綺麗な娘と恋が出来たらと・・・・。

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憧れと言うより叶わぬ夢、妄想と言える。
これは69歳の今に至るまで続いており、こうなると色惚け妄想と言える。


ではこの映画の挿入曲「魅惑のワルツ」(約5分)、
列車が動き始める別れ際のラストシーンは又々グッと来る。

お暇ならお見逃しなく下をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=ewzNQCW015E



老人と若い女性の恋物語、こんなのは映画の世界だけと思いきや、他にもあるのだ。
これは次回に続きます。お楽しみに・・・・・・。




   男と交際しない女は次第に色褪せる。
   女と交際しない男は次第に阿呆になる。



さあジジイも阿呆にならないよう、オードリー・ヘプバーンみたいな可愛い女性を探さねば・・・・・・・。 




もうとっくにボケてるか。



最後にヘプバーンの魅力を約5分に集約、お暇ならどうぞ。

「ティファニーで朝食を」「尼僧物語」「麗しのサブリナ」
「シャレード」などたくさん出てきますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=ZlsxC9rmqYA


こんなに美しいオードリー・ヘプバーン、
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年は取りたくないものだ。











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オードリー・ヘプバーンのラストシーンです。




こりゃダメだ。

チェンマイって ホントいいですね! 




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:37| Comment(6) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする