2014年10月26日

独居老人の生活94(SALE)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐94(SALE)


  君は野に咲く あざみの花よ
 
   見ればやさしや 寄れば刺す



独居老人にカノ女(恋人)はいない。
しかし食事に付き合ってくれる女性ならいる。

その一人、B嬢(32歳)からメールが入る。
タイ語をグーグル翻訳したようで、日本語で長々と綴られていた。

拙い日本語で何か健康に関する語句が並んでいる。
興味がなかったので、返信せずそのままにしておいた。


そのメールの3日後、お昼時に電話がかかってきた。
B嬢の電話はいつも12時頃、当然ランチを一緒にとなる。


そこで落ち合ったのが、前に当ブログ‐72(造語完結編)で紹介したピン川沿い、リンピンスーパー近くのカフェーレストラン。

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ワクワクして待っていると、B嬢が紙バッグを持って現れた。
彼女は注文を終えるとジジイに問いかける。

「メール、読んでくれました?」
「うん、だけどよく分からなかったよ」とジジイ。


B嬢が紙バッグから徐(おもむろ)に取り出したのは靴下。
膝下まであるストッキングだ。

Made In USAの文字がカバーに印刷されてある。
見本を取り出し、「これは体に良いのです」と言う。

これで鈍感・独居老人もピンと来た。
このストッキングを履けば血行が良くなり健康になる、という代物(しろもの)だ。

B嬢は「これを買って欲しい」と言う。
値段を訊いて驚いた。 1セット3000バーツ。

「チェンマイじゃ暑くてソックスなど着けていられないよ」
「せめて300バーツ程度なら考えるが・・・・・・」
「ゴメンなー、要らないよ」


売り込みに失敗したB嬢は寂しそうな表情、飯だけ食べて帰って行った。

彼女はしばしば自分が食べる料理の他に、”持ち帰り” を一品オーダーする。 同居する恋人に渡すのであろう。
(カレ氏はいませーん、と言っているが・・・・・)

勿論支払いは全てこのジジイ。
この日はその”持ち帰り” もしなかった。


とにかくもこんな70近い爺さんに付き合ってくれるのだ、ありがたい気持ち。 
しかしこのようなセールスは初めて。

買ってあげられないジジイの悲哀、辛いモノがある。
能力ない、魅力ない、精力ない、財力ない、んでカノ女ない、ナイナイ尽くしの哀れな独居老人だ。


これは真実、これまでB嬢に迫った事は一度もなし。
上手く口説けたとしても彼女はカネがかかる女。

惚れ込んでいる訳でなし、暇潰しで丁度いいと思っている。

         * *

この日の晩飯は散財なし、自宅でひっそり一人で食う。
MAYAー北タイ情報紙「Chao」の地図(E‐2)ーの地下、日本食惣菜屋「あげ満」で買って来たモノ。


きんぴら30バーツ、ベーコンコロッケ25バーツ。
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自分で野菜類は用意する(白菜と納豆)
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B嬢はチェンマイの某四ツ星ホテルに勤務、ジジイと顔見知りになって4、5年は経とうか。 
ここ1、2年はジジイから誘う事はない。

いつも写真のB嬢から連絡を貰う。




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下記はSALE前にB嬢から届いたメール、
健康ソックスの説明文から語句だけを抜粋しコピー。

足と足首をマッサージ 
脚の静脈に血液の凝固を防ぐ 
足の痛みや静脈瘤
皮膚潰瘍、下肢静脈血栓症 
足への血流があなたの日常生活に健康


健康ソックスを買いたい人は何処かに居るんでしょうね。
3000バーツです。




独居老人、マッサージ店で美女に揉んでもらった方がいい。
ゴメンネ、Bちゃん。


チェンマイって ホントいいですね! 






posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:44| Comment(8) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする