2014年09月30日

独居老人の生活74(続漫画遍歴)

昨日に続き「独居老人の漫画遍歴」です。

チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐74(続漫画遍歴)



日本人(の思考)はマンガの世界にある。

謝れば世界の全ての人は水に流してくれる
(謝るならカネを出せ)

金を出せば世界の全ての人から感謝してもらえる
(金は貰って当然)

日本人の常識、コレ漫画です。 

          * *

昨日の鉄腕アトムに続く後編、ではどうぞ。

手塚治虫が1953年から住み始めたのが今では伝説の「トキワ荘」。
このアパートの住人から多数の著名漫画家が輩出、漫画の聖地と謳われる。

1955年に結成された新漫画党のメンバー、すなわち寺田ヒロオ、藤子不二雄、鈴木伸一、つのだじろう、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、園山俊二らは、トキワ荘に当時かかっていたカーテンに各自、結成を祝って漫画を描いた。

現在そのカーテンは、おもちゃコレクター・鑑定士北原照久の所有となっており、漫画界のお宝になっている。

トキワ荘の写真集、ご覧なりたい方は下をクリック。
>http://www.bing.com/images/search?q=%e6%bc%ab%e7%94%bb%e3%83%88%e3%82%ad%e3%83%af%e8%8d%98%e3%83%a2%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88&id=BA2BA7EDACDDEC7CA51604BE3EBBB2E6F029C101&FORM=IQFRBA


独居老人はこの「トキワ荘」(東京・豊島区南長崎)の近所に居たことがある。
1967〜9年にかけての2年半ほど、住んでいたのは長屋風のアパート。

自室の直ぐ隣家(同じ大家)には落語家の5代目春風亭柳朝(享年61歳)が住んでいた。
1960年代には立川談志、古今亭志ん朝、三遊亭圓楽とともに「落語四天王」と呼ばれ、人気噺家であった。 今は4人とも鬼籍に。

柳朝の家の便所がジジイの部屋の窓に面しており、彼が便所から奥さんに話しかける声が時々聞こえた。

「何だお前、今したばっかりか、クセークセー」とこんなのもあった。今では懐かしい思い出。

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吉川潮著「江戸前の男‐春風亭柳朝一代記」は14年前一気に読んだ。 



         * *

話が脱線、また漫画に復旧。
1958年から「少年クラブ」で連載された人気漫画が「月光仮面」。
川内康範の原作で、漫画は桑田次郎が担当。

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因みに故川内康範は作詞家としても活躍、森進一「おふくろさん」や水原弘「君こそわが命」など多くのヒットを飛ばす。

漫画担当の桑田次郎は、「まぼろし探偵」、「8マン」などを少年画報に連載、ヒットさせた。

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また、同年TBS系でテレビ化され、大瀬康一が主演。
大村文武も東映映画で月光仮面、祝十郎を演じている。

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こんなテレビを喜んで観ていたジジイ、今考えると幼かった。


大瀬康一はその後テレビ「隠密剣士」の主演で人気は続く。
彼は、独居老人憧れの東映女優高千穂ひづると結婚、当時コンニャロメと思った。
今は東京・荻窪の貸ビルのオーナーとか、離婚もせず裕福にやっているようだ。

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        * *

またまた話が逸れた、漫画に復帰。
1959年に飛び出したのが白土三平、「忍者武芸帳」で人気漫画家になり、1960年代では「サスケ」、「カムイ伝」、「ワタリ」が連続ヒットとなる。

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アニメ化、映画化され、漫画同様ヒットした。
独居老人は忍者モノが大好きで、これの映画化ではないが、市川雷蔵主演の「忍びの者」シリーズは殆んど観た。


          * *

1968年、小学館「ビッグコミック」でデビュー、大ヒット劇画漫画はさいとう・たかをの「ゴルゴ13」。
超一流スナイパー、デューク東郷の活劇は漫画とは思えない迫力があった。

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高倉健で映画化され、その後千葉真一主演で再映画化、しかし映画は漫画の面白さに負けたように思う。


社会人になったジジイの息子が独立、「ゴルゴ13」の単行本30数冊を部屋に残して家を出て行った。
それから十数年後、ジジイはこれはお宝だと考え、他の本と一緒にブックオフに持って行く。

百数冊の重い本を荷台とリュックに積み込み、自転車で走ること15分。
人気の「ゴルゴ13」シリーズである、一冊100円の買い取りは当然と期待した。  結果10円/冊だった。


         * *

1972年誕生はシトシトピッチャンの「子連れ狼」(漫画アクション・双葉社)。
小池一夫原作で、漫画は小島剛夕が担当。

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歌もヒット、映画、テレビでも高い人気を得る。
今は亡き若山富三郎(映画)、萬屋錦之介(テレビ)が懐かしい。
テレビでは他に、北大路欣也、高橋英樹も拝一刀を演じた。

大五郎役の子役西川和孝は、大人になってから罪を犯して牢獄へ。 人気子役のよくあるパターン。

彼は指名手配されて海外逃亡、香港を経てタイに入国、1999年タイ警察に身柄を拘束され日本へ送還される。 こんなんに可愛かったのに・・・・。


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  大五郎役の西川和孝(このかわいさが主婦層の人気を得た)


同じく大五郎役の子役富川正広は、2004年に銃刀法違反で逮捕される。
罪状はタイからの拳銃密輸。ガンマニアで、タイに来て色んな銃を撃って楽しんでいたらしい。


日本人にとってタイは居心地がいいようで、悪事の果ての逃亡先はタイがお薦め?
つい最近も年金基金のカネ数億円を横領してタイに来たオヤジがおった。

豪遊して持ち金を使い果たし、金の切れ目が・・・で女に密告されて逮捕される、哀れと言うか何と言うか・・・・。
こんなんでタイの経済発展に貢献してもらっても。
まあ、マイペンライか。


ヒットした漫画には他に、「あしたのジョー」、「巨人の星」、「ドカベン」、「オバQ」、「おそ松くん」「天才バカボン」、「サザエさん」等まだたくさんあるが、ジジイの独断と偏見(好み)で今回はスルー。


ジジイの好きだった漫画を最後に一つ、
ジョージ秋山の「浮浪雲」、ふんわかした主人公が魅力だった。

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          * *

これは漫画と言うのか、歴史書、思想書の漫画風。
小林よしのりは漫画家だからやはり漫画でいいか。

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ベストセラー、1998年刊行の「戦争論」ゴーマニズム宣言。
戦後日本の自虐史観を根底から覆す一冊である。

以上、「独居老人の漫画遍歴」の一席、お粗末でした。



年とると思い出ばかりが甦る、未来のことは” ピンピンコロリで楽に死にたい” があるだけ。
それでもピンコロ前に、独居老人にはやりたい事がある。

「それって なにか」 ですって?
分かりきった事でございましょう。






美味いモノ見つけて 腹いっぱい食べたい。 

食欲だけが人生だ!

チェンマイって ホントいいですね!
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2014年09月29日

独居老人の生活73(漫画遍歴)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐73(漫画遍歴)


     漫画で子供は溺死する

                         大宅壮一の名言


但し溺死したのは子供だけではなかった。
後年大人も漫画に溺れて行く。
エロ・グロ漫画が氾濫、アダルトビデオ以上の過激セックスを描き、 それを子供がコンビニで簡単に買える時代になる。

そして今では Cool Japan、世界的日本文化となったのがアニメ。     

         * *

ここからが独居老人の漫画遍歴です。

独居老人には紙芝居を楽しんだ時代がある。
「黄金バット」は昭和初期に始まる紙芝居、人気は戦後に至るまで続き、紙芝居屋さんによる演技コンテストが開催されたりもした。

広場や公園に紙芝居屋のおじさんが到着、拍子木を打って子供に知らせる。
子供たちは水飴を買い、それを舐めながら紙芝居を観る、テレビが無かった時代の懐かしい思い出だ。


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黄金バットは1950年に映画化され、これには美空ひばりが出演、その後千葉真一で再映画化、そしてアニメ化へと隆盛は続く。

この頃、煙と消えゆく黄金バットもあった。




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ゴールデンバット、安かったが不味かった。
それで独居老人、若干高かったが下のモノに替えた。


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SHINSEI これって漢字は新生だったか?


早くも話が脱線、漫画に戻る。
紙芝居を追いかけて戦後に人気を博したのが絵物語、人気は岡 友彦の「白虎仮面」(少年画報)。

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ご存知宮崎 駿も元はと言えば絵物語の出。
その「三鷹の森ジブリ美術館」は今では東京でも屈指の人気観光スポット、近くに昔からある「三鷹市山本有三記念館」の影が薄くなってしまった。
小説(路傍の石)がアニメ(となりのトトロ)人気に押されちゃったか。


山川惣治は紙芝居上がりの絵物語作家、1951年から産経新聞に掲載された「少年ケニア」は大ヒット作品となる。
その後ラジオ、映画、テレビ化され、劇画漫画の走りとなった。

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     * *

1950年代後半から人気を博したのが”連載漫画 ”。

その一つ「イガグリくん」は福井英一の柔道漫画。

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残念なことに彼は33歳で急逝、スタートしたばかりの「赤胴鈴之助」は新人の竹内つなよしに引き継がれ、その後大ヒット漫画となる。
イガグリくんに憧れた少年独居老人は、「柔道を習いに行きたい」と母親に言う。
母は、「自転車で転んだだけで直ぐ骨が外れるくせして・・・・・」と無視された。

        * *

「背番号0(ゼロ)」、「スポーツマン金太郎」で稼いだのは寺田ヒロオ。 もうこの頃からスポーツ漫画は人気があったのだ。

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ジジイは寺田ヒロオの作品で育ったようなもので、当時は野球少年であった。
しかし丸っ切り野球センスがなく直ぐに(小学6年で)諦めた。

野球漫画といえば永島新司の「ドカベン」も後年のヒット作、浪商から南海に入団したドカベンこと香川伸行捕手は一昨日(9月27日)死亡、享年52歳。
プロでは然程に活躍できず、その後離婚、破産、人工透析と人気者にとっては不運な人生だったようだ。

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左が永島新司、右が故香川ドカベン。

         * *

そして大ヒットしたのが剣術漫画の「赤胴鈴之助」、
竹内つなよしの傑作。

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これは先ずラジオ化され、吉永小百合が千葉周作の娘役、現参議院議員の山東昭子は語り手として出演している。その後テレビ・映画・アニメ化されて長く人気を保った。

そのアニメはYoutube(2分)で、下をクリック。
http://www.youtube.com/watch?v=mG1Eg_YJH6M

映画は梅若正二が主役、漫画と同じに”真空斬り” を演じた(笑う)。コメディに近い。 
この映画に出演した浦路洋子はジジイが大好きだった女優、市川雷蔵との共演が多く、大映時代劇のお姫さまスターだった。

           * *

この頃出たのが光文社「少年」掲載の「鉄人28号」横山光輝。 
これもジジイの愛読漫画であった。
今年の8月、東京の古書店「まんだらけ」で鉄人28号の玩具が万引きされ、犯人の画像を公開する・しないで話題を集めた。

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              * *

そしてご存知、手塚治虫の「鉄腕アトム」。
1952年から1968年にかけて、「少年」に連載され、1963年からはフジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。

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東京・JR高田馬場駅ホームでは、発着時に鉄腕アトムのテーマ曲が流れている。
「手塚治虫プロダクション」が高田馬場にあった所以とか。
(そんな程度の関係)
ではこの駅で流れる鉄腕アトムのメロディー、
お暇なら聴いてよね、Youtubeで(下をクリック)
http://www.youtube.com/watch?v=npibYScCG3A


漫画ばかりでは飽きるので、ここでつい最近ジジイが読み終えた本を1冊。

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山田風太郎著「戦中派虫けら日記」(昭和17年〜19年)
未知谷出版
著者が20から23歳の時に書いた日記、当時の状況や著者本人の事がよく分かって面白い。


チェンマイって ホントいいですね!

              独居老人の漫画遍歴は後編に続きます。












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2014年09月27日

独居老人の生活72(造語完結編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐72(造語完結編)


   毎日、今日が人生最後の日かもしれない、
   と考えるとすれば、
   いつか、必ずその考えが正しい日が来る。

                        スティーブ・ジョブズ(アップル創業者 )


大宅壮一にあやかってチェンマイの社会評論に挑戦してまいりましたが、造語シリーズは今回が完結編、そこで僭越ながら一言ご挨拶させて戴きます。

先ずこれまで記した独居老人の造語・迷言を振り返りましょう。

(1)ハゲカラス:
(2)「帰らざる青春」 は日本で暮らす爺さん。
   「甦る青春」   はチェンマイに暮らす爺さん。
(3)China Syndrome(支那症候群):
(4)ペット好きペット拒否症: 
(5)老若男女の仲:
(6)スケベメタボ:
(7)老い籠り:
(8)タイ国総和食屋:
(9)チェンマイ寿命:
(10)老囚の幸福:
(11)チェンマイの奇跡:
(12)チェンマイの喜劇:
(13)チェンマイの鬱積:
(14)チェンマイの悲劇:
(15)鯛鯖年:
(16)老人若体化:
(17)麗しきボディーガード:
(18)タイサダの恐怖
(19)完結編(の造語はこのブログ後半に出ます)


とまあ好き勝手にこじつけて作ってまいりました。
一つでも印象に残る造語があってくれれば嬉しいのですが・・・・。

これらはチェンマイで生活していて、私が目に付いたものを言葉にしました。
特に日本人爺さんに関する造語については、全て実際のモデルに近い方がおられまして、私が見聞した事をベースに書いた次第です。
「オレの事を書きやがったな、ふざけるな!」など怒りのコメントもなく、ご理解戴いたことに感謝しております。


唯一残念なことは、最後の(18)「タイサダの恐怖」なんですが、私は一物をチョン切られた実在の日本人を耳にした事がありません。
一人二人居ても不思議はないと思うのですが・・・・・・。

もし「オレがそうだ」とか、「オレの友人で近々切られそうな爺さんがいるよ」という方がおられるなら、是非ご一報ください。
私が今作成中の論文「タイ・伝統文化のタイサダ」の材料にしたいと思います。

そしてほんのお礼の気持ちですが、当方にて”切られた一物” の葬儀をさせて戴きます。
写真の日本人僧侶が参上し、経を読んで弔います。


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長年股間にへばりついて寝たり起きたり、貴方の命ずるままに小便や子作り、そして女遊びに精励恪勤したチンコです。
厳かなる読経のもと、静かに眠らせてあげてください。

加えて当方で、簡易なお墓なるものを用意させて戴きます。
こんな感じ。







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「オレのはウインナーソーセージほど小さくないよ」のご不満もおありでしょうが、日本人僧侶は大小、形に関係なく、厳粛に読経いたします。
尚写真のウインナーは傷みますので、撮影後直ぐにジジイが食いました。

このような法要はチェンマイならでは、世界初の快挙となるやも知れません。
僧侶は「もし実現すればギネスブックに登録したい」と仰ってます。
(勝手にこんなこと書いちゃて、坊さんが読んだら怒るだろうなあ)


好きモノの  切られムスコよ  いざさらば

            南無阿弥珍宝   合掌。

そう言うことで造語・迷言シリーズ、掉尾を飾るは
「切られムスコのお弔い」。


(注)写真の坊さんは、一般法要を営む際の相談に与っている由。
詳細は、北タイ情報紙「Chao」掲示板、「日本式葬祭」参照。

         * *

一物法要が終わったら、こんなカフェーレストランで故チンを偲びたいものです。
店名不明。場所はビン川沿い、ナワラット橋から南へ、スーパー・リンピンの直ぐ近く。北タイ情報紙「Chao」の地図(G-5)

この日のランチは友人の爺さんと一緒。
この友人は昔のカノ女から、「浮気したらこれだからね!」と股間を切る仕草を見せられ震え上がったそうな。 
彼曰く「マジで怖いです」。 カノ女との仲、よくぞ切ったものだ。

お店の入口
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川沿いのテラス
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店内は
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ケーキ類
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ジジイの注文はスパゲティ:89バーツ
Beer Chang大瓶は70バーツ
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友人が食べたのはポークライス:65バーツ
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アイスクリームとコーヒー:各40バーツ。
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店員さんはジジイのタイプ、メロメロ。
テキパキと動きとても感じがいい。
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この店は開店して間がなく、今回初めて訪れたもの。
可愛い店員さんに会いたい、通うぞ。

チェンマイって ホントいいですね! 
posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 05:42| Comment(0) | 造語シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする